なんだろう、このヌメーっとした感じは。いや、最近テレビを見ていて感じたことなんだけど。どの局に合わせても台風のこと、auの通信障害のこと、猛暑のこと、ウクライナのこと、コロナリバウンドのこと、物価高のこと、大臣の失言のこと、アメリカの米乱射事件のことなどなどを右へ倣え!みたいな感じで垂れ流しているように思えてならないんだ。テレビというメディア全体が金太郎飴、いやのっぺらぼうといったほうがいいかな、そんな風に見えてしまう(あくまでも個人の感想です)。この時期もっと真っ正面から参議院選挙と向き合う報道があってもいいと、いやなくてはならないと思うんだけど、当たり障りのない世論調査とか、雰囲気の話ばかりで、メディアがその役割を放棄しているようにしか思えない。メディアはもっと有権者に選択肢をわかりやすく見せるべきではないかと思う 清水哲男です。
INDEX
- 揺れて歩く人々の問いvol.42 part II
- Prof. 田川文彦の揺れる音楽道
- しみてつコラム「たった一人の声」
- 種子島mini写真集「ISLAND LIFE」「ISLAND SCENERY」好評発売中!
- ご購入のご案内
● ● ●
揺れて歩く人々の問いvol.42 part II
テーマ:あなたは参議院議員選挙に行きますか? 行きませんか?
https://www.facebook.com/groups/1651099238372682/posts/2369076256574973/
前回から回答が増えました。7月8日の「揺れて歩く&妄想ラジオ」ではこの問いかけで気づいたことなどをお話いたします。
ポチッとしていただくだけでかまいませんが、何かひとことという方はコメントを残してください。
● ● ●
Prof. 田川文彦の揺れる音楽道
funeral :葬列
「funeral」https://soundcloud.com/yurete_aruku/funeral
先立った人を見送る者の足取りには重く悲しい響きがある。しかしその進む先は自らの葬列につながっているのだ。そのことに気づき、人は揺れて歩く。
清水哲男写真集「揺れて歩く」サウンドトラック https://soundcloud.com/yurete_aruku
● ● ●
しみてつコラム「たった一人の声」
この歳になって青臭いかもしれないけど、政治というのは、人に希望を与え、幸せを共有し、夢を生み出すものだと思っていた。そのために僕らは政治に参加し、様々に主張し、時には闘うことさえ厭わないと若い頃から思ってきた。
だけど昭和が平成に変わった頃からだろうか、なんだか社会が生き辛くなったなと思うようになった。さらにこの 10 年を振り返ってみると、確実に格差は大きくなり、貧困はひろがり、憎悪と敵対が煽られ、絶望と諦めしか生み出さない政治になってしまったと、そんな感じさえする。
選挙権を行使するようになって 48 年になろうとしている。この年になって、こんなに虚しい気分になるなんて。僕より年上の、戦後の日本を築いてきた世代の人たちは、どんなふうに思っているのだろうか。希望に満ちた人生を楽しんでいるだろうか。僕より若い人たちは、どんな夢を描いているのだろうか。僕自身、今この国の政治のあり方を見て、諦めてはいけないのだろうが、さすがに折れそうになることもある。政治はいったい誰のためにあるのだろうかと。
83歳になる父親が還暦を迎える娘に言った。
「諦めたらいかん。今の政治はおかしすぎる」と。
87歳の母親が57歳になる息子に言った。
「嫌なことは嫌とはっきり言いなさい」と。
90歳の母親が65歳の息子に言った。
「右に倣え!は支配者の号令だ」と。
たった一人の声を聞き漏らさないために政治は機能するべきだ。たった一人の声で世界が変わることもある。大多数の人が動くこともある。
それを信じて日曜日は一票を投じる。
● ● ●
清水哲男写真展「種子島物語」開催にあわせて
種子島写真集「ISLAND LIFE」「ISRAND SCENERY」好評発売中です!。
種子島の風景と暮らしを、展示した作品の中から32点に絞って収録しました。清水哲男には珍しいオールカラーの作品集です。お買い求めは、清水哲男事務所のBOOK SHOPからどうぞ。ちょっぴりお買い得な2冊組も用意しました。
清水哲男事務所のBOOK SHOP https://shop.office432.jp/
清水哲男事務所近辺にお住いの方には手渡しも可能です。
● ● ●