サンクチュアリ 七ちゃん@七条京阪 京都市

こんにちは 、揺れて歩くニュース清水哲男です。世間は 12 月だ、師走だなどと忙しなくなってきましたが、私はといえば京都での4カ所連続写真展などという無謀なイベントを何とかやり終え、ちょっとほっこりしているところです。会期中お越しいただいたみなさん、会場を提供していただいたみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。京都でちょっと休んで充電して、またバリバリとやりたいと思います。でも、ゆっくりしすぎて「問いかけ」のアップを忘れたりして …… 。全然あかんやつになっています。
反省。

INDEX

  1. 清水哲男写真展『揺れて歩く』終了しました
  2. Prof. 田川文彦の揺れる音楽道「M’s B」
  3. 揺れて歩く人々の問い vol.32
  4. しみてつコラム「一期一会」
  5. ご購入のご案内

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【清水哲男写真展『揺れて歩く』終了しました】
エディション・エフ代表岡本千津さんの Facebook より


⻑い⻑い写真展の旅が終わりました。
10月2日〜16日 JARFO京文博(京都文化博物館)
10月17日〜11月2日 絵本のこたち
11月4日〜28日 集酉楽サカタニギャラリー
11月17日〜28日 hoka books
各会場のかたがたにはたいへんお世話になりました。
会場まで足をはこんでくださったみなさま、ありがとうございました。たくさんの感想も書いていただき、心に沁みています。
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2020年4月、エディション・エフではある高齢者夫婦が被写体の写真集を出版しました。
『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』
2020年4月 初版第1刷発行
著者 清水哲男
エディション・エフ刊2,200円+税
ISBN 978-4-909819-08-6
清水家のプライベートな出来事を綴った写真と文章は、思いの外、反響を呼びました。
著者の清水哲男さんは、積極的に両親の写真を披露しました。刊行前には鹿児島で、刊行後には、昨秋レティシア書房で、今秋は上記4会場で。
より多くの人々に写真集を手に取ってもらいたい。多くの人々とさまざまな思いを共有したい。
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ヒトは誰もがヒトから生まれてきます。ヒトだけが、ヒトとのあいだに愛や憎しみをもつれさせます。同じヒトは一人としてなく、ヒトとヒトとの関係も一通りではありません。
それでも私たちは、自分に、また愛する人に、自分たちの人生に、似た人や物語に出会った時には共感や感動を覚えます。どこかで聞いたような話、見覚えのある風景、心当たりのある言葉。
写真集『揺れて歩く』を読むことは、あの人の優しさにふたたび触れることかもしれないし、頑固なあいつの眼を思い出すことかもしれません。ただ自分が一度立ち止まることかもしれません。
ぜひお読みください。
お買い求めはこちらから 💁
https://editionf.thebase.in/items/27544027

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Prof. 田川文彦の揺れる音楽道

「M’s B」

「揺れて歩く」 Soundtrack より
「母の外出」。小さくなった、でも穏やかな母の背中を見つめながら …… 。
https://soundcloud.com/yurete_aruku/ms-b

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揺れて歩く人々の問い Vol.32

テーマ:あなたの好きな曲を教えてください。

テーマ:あなたの好きな曲を教えてください。ジイさんですから古臭いことを言います。「歌は世につれ世は歌につれ」。プププププと自分でも笑えてくるひと言です。社会のことはさておき、あなたの好きな曲、歌を教えてください。この歌を聞くと元気が出るんだ、勇気が出るんだ。逆に思い切り泣けるんだ、昔の思い出に浸れるんだ。故郷を思い出すんだ。そんな1曲を。

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今回も揺れて歩く人々からコメントをいただきました。
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「わかってもらえるさ」

今でもこの歌を信じて生きてるきがします。(鹿児島市H.Mさん)
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「ひとくいどじんのサムサム」

作詞 谷川俊太郎、作編曲 林光、歌 熊倉一雄
全て(声色、サウンド等々)がこれ以外に考えられない、これ以上省けない素晴らしい曲です。
子供の歌ばかり収録されているLPが我が家にありその中に収録されていてはじめて聴いたのが2歳か3歳くらいのとき。子供ながらファンタジーに浸っていました。(西之表市F.Tさん)
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「オワリはじまり」

1日の終わりに自分に向けて問い掛ける歌です。
大切な人がカラオケでこの歌を歌ったあの日からずっと頭の中でリフレインしてます。(鹿児島市M.Yさん)
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詳しくはこちらからどうぞ。https://www.facebook.com/photo/?fbid=2984745625111589&set=gm.2215084305307503
コメントもぜひお寄せください。

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しみてつコラム「一期一会」


南種子、門倉岬をまわって七色観望台を下りたあたりだった。
急いでいた。だから仕方ないやと思った。また、明日来ようと。
道路沿いのサトウキビ畑で刈り取りをするおばさんに目がとまったんだ。サトウキビの収穫なんて、この時期珍しい風景じゃないじゃないかって ?! 確かに “収穫” の風景は珍しいものじゃない。ハーヴェスタというトラクターの化け物のような機械を畑に乗り入れて、あっという間に収穫するのが最近の風景だ。
だが、ぼくが見たのは、タオルで無造作に頭を巻いたおばさんが、刃先が二股になった釜を手に1本ずつ刈り取っていく姿だった。ああ、写真に収めたいなあと思ったが、先を急いでいたんだ。だから仕方ないから明日また来ようと。
急ぎ足で通り過ぎたけど、どうしてもダメだ。気になって仕方がない。後の予定をキャンセルして引き返した。
写真を撮らせてもらえたこともうれしかったけど、おばちゃんの話がとんでもなく面白かった。
「若い頃、東京でモガやってたんだ。今は田舎のおばさんだけどね」
引き返してよかったと思った。予定なんてどうにでもなる。そのおばちゃんとは、それっきり会えなかったかもしれないからと。
「刈り取りはいつまでですか?」
「今日で終わりだ」
そんなものだな。一期一会って。
おばちゃんの写真は、僕のお気に入りの1枚だ。

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「揺れて歩く ある夫婦の一六六日」概要
頁数:192p
体裁:B5変形横型(182mm×210mm)
ISBN:978-4909819086
2020年4月15日 初版発行
価格:2420円(本体2200円+税)
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