【お知らせ】8月第2週の「揺れて歩く & 妄想ラジオ」のライブ配信は8月13日土曜日です。

サンクチュアリ むぎ@四条裏寺 京都市中京区

8月は祈りの月ですね。6日は広島の、9日は長崎の原爆の日です。15日は終戦の日。
太平洋戦争で命を奪われた数多の命に祈りを捧げる日々です。僕の身近にも戦争で命だけでなく、夢や希望を奪われたという人は大勢います。遠い昔のことのようだけど、今も愚かな人間は戦争を止めようとしません。そういう人たちへの戒めにも日本の8月は大切な祈りの月なのです。僕にとって9日は往復書簡を続けてきたマイクさんの命日だし、19日は父の命日でもあるのです。僕にとっても大切な祈りの月なのです。
ところがこの祈りってやつ、一方では、錬金術のようにお金を生み出すシステムをつくり出すんですね。旧統一教会ってカルト教団は、人の弱みに付け込んで入信させ、一旦入信させるとその弱みをさらに人質にとり徹底的にお金を巻き上げるんだそうだ。そうやって集めたお金を自分達に都合のいい政治家の選挙応援に使ったり、いろんな活動に使ってるんだよね。おぞましい話だよね。でも、僕らがなんの疑問もなく小銭を投げ入れるお賽銭ってどうなの?とつまらないことにこだわってみる清水哲男です。

INDEX

  1. Prof. 田川文彦の揺れる音楽道
  2. しみてつコラム「むむむな人生」
  3. 揺れて歩く人々の問いvol.44
  4. 種子島mini写真集「ISLAND LIFE」「ISLAND SCENERY」好評発売中!
  5. ご購入のご案内

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Prof. 田川文彦の揺れる音楽道

implied-agreement:黙示の合意

「implied-agreement:黙示の合意」https://soundcloud.com/yurete_aruku/implied-agreement
命あるものに必ず約束されたもの。それは「死」。どんなに抗おうが逃れることはできない。すべて生きとし生けるものは、命の創造主と黙示の合意を交わしているかのよう。
清水哲男写真集「揺れて歩く」サウンドトラック https://soundcloud.com/yurete_aruku

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しみてつコラム「むむむな人生」

「35周年やねん」
彼女は事も無げに笑った。絵本専門の書店「えほん館むむむ」の館長花田睦子さんだ。
人は彼女のことを親しみを込めて「むっちゃん」と呼ぶが、僕は知り合った頃から「むー」と呼んでいる。
出会いはそれこそ35年前。彼女は20代だった。箱バンに絵本を積んで京都市内を中心に移動販売をはじめた頃だった。僕は30歳になったばかりの頃だった。
はじめた頃は多くの人が「若い女の子がひとりで頑張ってるけど、さていつまで続くことやら」と少々冷ややかな目で見ていたようだ。その頃販売促進の仕事もしていた僕のところへも、共通の知人を介して、事業継続のために何をどうしたらいいかという相談に来たのが出会いだった。その時僕がどんなことを話したかは、申し訳ないが記憶にない。でもバイタリティと根性は申し分ないなと思ったことは覚えている。
その後彼女は真面目にコツコツ仕事を続け、たくさんの理解者と支援者に恵まれた。箱バンの移送販売から伏見に最初の店を出し、上桂に移り、桂に移った。その都度大勢の人の力を借りたおかげさまだと彼女は言う。そうしてコロナ禍の収まらないこの不透明な時期に新たな一歩を踏み出した。京都の中心市街地、中京区の三条商店街側に店を移したのだ。古い町家を改装したかわいらしい本屋さんだ。その上に一緒に店を切り盛りしていく相方渡邉訓子(トキコ)さんも見つけた。
「このご時世に中心市街地への出店って無謀じゃないか」などと言う人もいなくはないだろう。しかし彼女たちはそんなこと意に介さない。
特に店長となった渡邉訓子さんは、独自の視点で絵本を選びディスプレイし、ユニークな店づくりの原動力になっている。
余計なことを言う人たちは、彼女がキャリアをスタートさせた時からそんなことを言い続けてきた人たちだ。第一、 35 年というキャリアが、彼女が間違っていなかったことを物語っている。
僕は文筆業をはじめて40年を超えた。人に言えない苦労や苦しみを味わってきた。
だけどいま振り返るとその一つひとつが僕の人生の奥行きになり、世界観のひろがりになっていると思う。彼女もそうに違いない。
「35周年やねん」という、肩の力の抜けた何気ないひと言は、35年同じことをやり通してきた人にしか言えないのだ。
僕は微笑む彼女たちを前にして「むむむ」と唸るしかないのだ。

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揺れて歩く人々の問いvol.44
テーマ:あなたは宗教と政治の結びつきについてどう思われますか?

https://www.facebook.com/groups/1651099238372682/posts/2408597409289524/

冒頭でもお話ししていますが、旧統一教会と政治の結びつきについていろんな問題が表舞台に現れて来ました。あなたはどう思われますか。次回44回目の問いかけです。「揺れて歩く人々の対話テーブル」にアップいたします。今あなたが思っていることをお聞かせください。

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清水哲男写真展「種子島物語」開催にあわせて
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種子島の風景と暮らしを、展示した作品の中から32点に絞って収録しました。清水哲男には珍しいオールカラーの作品集です。お買い求めは、清水哲男事務所のBOOK SHOPからどうぞ。ちょっぴりお買い得な2冊組も用意しました。
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清水哲男事務所近辺にお住いの方には手渡しも可能です。

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「揺れて歩く ある夫婦の一六六日」概要
頁数:192p
体裁:B5変形横型(182mm×210mm)
ISBN:978-4909819086
2020年4月15日 初版発行
価格:2420円(本体2200円+税)
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【揺れて歩くラジオ】第2、第4金曜日 21:00〜22:00

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