サンクチュアリ 中馬@山之口本通り 鹿児島市

こんにちは、清水哲男です。緊急事態宣言が解除された京都におります。京都文化博物館を皮切りに、11月末まで計4カ所で写真展を開催していただきます。まる1年動けなかった鬱憤を晴らすように、しゃかりきで頑張っております。

INDEX

  1. 問いかけ「あなたが今食べたいものはなんですか?」
  2. Prof. 田川文彦の揺れる音楽道「madrm」
  3. しみてつコラム「おばちゃんの言う通り」
  4. ご購入のご案内

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揺れて歩く人々の問い Vol.29

テーマ:あなたが今食べたいものはなんですか?

天高く馬肥ゆる秋と申しまして、秋は食欲が増してなんでも美味しく感じられる時期だそうです。酷暑を乗り切ったあとですからね、夏場の消耗を補い新しい年を健康で迎えるためにも、秋の食生活が大事というわけですね。好物は山ほどあれど、今ひとつだけ食べていいとよと言われたら、あなたは何を食べますか?
あなたが今、食べたいものはなんでしょう?
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今回も揺れて歩く人々から多くのコメントをいただきました。
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ひとつ‥
皆でつつく『すき焼き』かな??・・・(鹿児島市T.Sさん)
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カシラを塩で(鹿児島市M.Yさん)
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新米ヒノヒカリ 塩おにぎりとサッポロビール🍺に地鶏刺身(Y.Mさん)
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栗きんとん(西之表市I.Mさん)
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詳しくはこちらからどうぞ。https://www.facebook.com/photo/?fbid=2098943083578256&set=gm.2155297967952804
コメントもぜひお寄せください。

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Prof. 田川文彦の揺れる音楽道 #03

「hzsh」

 

https://soundcloud.com/user-732034490/hzsh

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しみてつコラム「おばちゃんの言う通り」


三条京阪にその大衆食堂、篠田屋はある。
若い頃、わずかな金を握りしめて、一杯300円とか350円だった中華そばを食べに行った。ぼくが貧乏学生であることを知っていたおばちゃんは、3回に1回はご飯をサービスしてくれた。「内緒やで」と微笑みながら。
少し前、篠田屋が店仕舞いしたという噂を耳にした。2年前たずねた時、おばちゃんは元気だった。どうしたんだろうか、おばちゃん、具合でも悪いんだろうか……。
時間を見つけて篠田屋のある場所に行ってみた。
そこには懐かしい暖簾をかけた篠田屋が、ちゃんとあった。ただの噂だったんだ。
「ああ、よかったぁ」
大きな声でそう言いながら中に入った。
おばちゃんはきょとんとしていたが、すぐに「なんや久しぶりやねえ」と笑顔になった。
テーブルはすべて客でうまっていたが、おばちゃんが先客に相席を頼んでくれた。
テーブルを見回すと、すべての客が中華そばを食べていた。
「なにする?」
「皿盛り!」
「お金持ちになったんやね」
「え?」
「高いもん頼んでくれるやん」
高いって、中華そば500円、皿盛り650円、150円の違いしかない。
「そやろ。俺も出世したんや。ここで中華そばすすってたんは40年前やで」
「そやな、いまで言うたら150円分の出世やな」
たしかに。おばちゃんの言うとおりだ。

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「揺れて歩く ある夫婦の一六六日」概要
頁数:192p
体裁:B5変形横型(182mm×210mm)
ISBN:978-4909819086
2020年4月15日 初版発行
価格:2420円(本体2200円+税)
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