サンクチュアリ 少年京都@天文館 鹿児島市

まったくシャキっとしませんよね。ん!? 何がって? すべてですよ。大きな話でいうと、国際平和でしょ。世界経済ね。それとコロナ。オリンピックもそうだし。政治もそうね。政府がシャキっとしないと地方もシャキっとしないというのは、このコロナワクチン接種に関する混乱や飲食店にへの協力金給付の対応なんかで露呈しちゃった感ありますね。経済の話もそう。経済を動かそうって、じゃあ、商店主や飲食店主はどうなのと。彼らが、僕たちが、名も無い庶民一人ひとりが世界経済をになってるんですよ。トヨタがどう、711がどう、メガバンクがどう、などとデカい企業を指標にしていろんなこと言うけど、そういうところでお金使うの名もない庶民なんですよ。隣のじいさんもプリウス乗ってるよ。そんなことわかってるのかなあ。なんだか、この世の中筋肉脳と化石脳に支配されているようで……。
脳と言えば、僕も連日30℃超の暑さで脳みそまで茹だってます。ああ、シャキとしよ。

INDEX

  1. 問いかけ「あなたの生活で何か変化はありましたか?」
  2. しみてつコラム「すべての命の営みに」
  3. ご購入のご案内

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揺れて歩く人々の問い Vol.23

テーマ:今年の上半期、あなたの生活で何か変化はありましたか?

今年も半年が過ぎました。年頭に今年はああだこうだと目標とか豊富とか、皆さんいろんなことを思われたのではないでしょうか。それがそろそろ実を結んだり、儚い夢と消えたり……。1年の折り返し点で、ちょっと振り返ってみませんか。失敗談でもかまいません。どうぞお聞かせください。
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今回も沢山のコメントをいただきました。
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今年の目標や抱負との問いかけになぜ思い出せないのかと考え込んでいたのですが
そもそも目標を立てていませんでした。(京都市Mさん)
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4つ目の仕事に就いた。
年初はガイドでした(今もですが)、ところがコロナの影響でツアーが全てキャンセルされ仕事を無くしました。
ーー中略ーー
こんなつもりで無かったけど、人生何が起きるか分かりませんね。
(西之表市Mさん)
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今年の前半は転機でした。1月から新しい仕事に就いて、新しい職場の沢山の方々にまずは「はじめまして」のご挨拶。顔と名前を覚えてもらいながら走り回る53歳新人でした。・・・
(鹿児島市M.Yさん)
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詳しくはこちらからどうぞ。https://www.facebook.com/photo?fbid=2034032986735933&set=gm.2086041678211767
コメントもぜひお寄せください。

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しみてつコラム「すべての命の営みに」


屋久島は日本最大のウミガメ産卵地であるとされている。
その大半がアカウミガメだそうだ。さらにアカウミガメの北太平洋での最大の産卵地が屋久島だと、ウミガメ保護サポーター(屋久島町から許可されたガイド)は胸を張る。4月下旬から8月上旬がウミガメの産卵シーズン。7月上旬から9月下旬に卵が孵化し、よちよち歩きの子ガメが波打ち際を目指す。それを観察、いや見ようと毎年多くの観光客が訪れる。
「ウミガメ保護の観点からウミガメにやさしい観察のためにいくつかルールを決めています。それを厳守するようにお願いしています」(某ウミガメ保護サポーター)
僕は思う。ウミガメに優しいってどういうことなんだろう。それに、人は何のためにウミガメを見に行くのだろう。観察会は何のために観察と称して観光客を集めるのだろう*。
「野放図にしておくと産卵地を荒らされるので……。保護のためにも苦肉の策として統制のとれた観察をということです」(同)
観察か……。
種子島、夜明の伊関海岸を歩いた。種子島もウミガメの産卵地としては屋久島に引けを取らない。この時期砂浜を歩くと、おびただしいウミガメの上陸痕に出会う。ウミガメの足跡が縦横に延々と残されている。そのどれもが産卵の場所を求め彷徨った痕なのだ。命をつなぐための必死の営みなのだ。神聖なものに出会った、そんなことを思わせてくれる風景だ。
無事に産卵を済ませ海に戻った痕がある。産卵場所を見つけられずにそのまま海に戻った痕がある。そうして、力尽きて、そこで終焉を迎えたいのちの姿があった。そのどれもが命の営みで美しい風景だと思った。
僕は、その場に立てたことを奇跡だと思ったし、そうして生きている自分は幸せだと思った。ウミガメを観察に来た多くの人がそう思ったとしたら、ウミガメには申し訳ないが意味のあることかもしれないな。
波打ち際にたたどり着けず、生き絶えた母ウミガメに。この星のすべての命の営みに、感謝を。

*2021年度の永田ウミガメ連絡協議会ウミガメ観察会は新型コロナウイルス感染拡大のため中止が決定されています。

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