清水さんと初めてお会いしたのは21世紀が一息ついた頃、
某広告代理店が設えた「地方のおもろい人」を探す会食だったかな?

京都出身の鹿児島在住で作家をしていて、まさに「おもろい人」だなぁと思った。

それから、共通の知り合いも多く居たこともあり仲良くさせてもらい、たくさんのおもろい話を聞き、同じくらい僕のつまらない戯言を聞いてもらった。

その間にいくつかの作品も読ませて頂いた。

清水さんは、「何を生業にしているかよくわからない」と多くの人に言われる
僕にとって、「作家」という芯を持ちながら色々な事に関わる、
憧れて少し嫉妬する人だ。

そんな清水さんが自身の両親の話を作品化するという。
また少し、羨ましく妬ましい気持ちが湧いた。

早く読みたいと思わずに居られようか。

(みやぞの ひろし)

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