No music, No Life. そんな感じで生きてきました。もちろん、僕はつくる側でも、演奏する側でもありません。ただただ好きな音楽を聞くだけ。それでも音楽は、友だちを増やし、人との繋がりを感じさせてくれる大きな力を持っていました。音楽だけじゃない。映画も、小説も、アートも、僕にとっては人生のそれぞれの側面をつくりあげるのになくてはならない存在なのです。そんなのを一瞬に、すべて破壊してしまうのが戦争です。すべてのものを破壊し尽くしてしまう。必要な戦争などないと思います。今度の参議院選挙では、建前だけじゃなく心底戦争に絶対反対する勢力が多数を占めればいいなと思う清水哲男です。
INDEX
- 揺れて歩く人々の問いvol.42
- Prof. 田川文彦の揺れる音楽道
- しみてつコラム「思い出という命」
- 種子島mini写真集「ISLAND LIFE」「ISLAND SCENERY」好評発売中!
- ご購入のご案内
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揺れて歩く人々の問いvol.42
テーマ:あなたは参議院議員選挙に行きますか? 行きませんか?
https://www.facebook.com/groups/1651099238372682/posts/2369076256574973/
今回は多くを語らず、ただ選挙に行くか行かないかをおたずねします。ポチッとし
ていただくだけでかまいませんが、何かひとことという方はコメントを残してくだ
さい。
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Prof. 田川文彦の揺れる音楽道
徳不孤必有隣: Virtue is not left to stand alone. He who practices it will have neighbors.
「徳不孤必有隣」https://soundcloud.com/yurete_aruku/toku
〈徳は独りならず 必ず隣あり〉と読む。徳を実践するものは孤立せず、仲間が必ずできるという意味。清水千鶴の座右の銘だ。
清水哲男写真集「揺れて歩く」サウンドトラック https://soundcloud.com/yurete_aruku
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しみてつコラム「思い出という命」
NHKBSで「コズミック フロント」という番組を見た。「カーボンプラネット 炭素と地球 知られざる物語」と題し、地球は巨大な炭素循環によって成り立っていることが分かってきたという内容だった。
地球の生命誕生の起源を探ると、炭素という原子にたどり着くそうだ。極低温の液体、地球の場合は水、の中で炭素が複雑な化学反応を起こし、生命が生まれたと。
そうして何10億年もの時間と進化を重ね、今の「僕」になったのだ。
炭素は地球上で果てしない時間を循環してきた。今もそうだ。つまり「僕」もその循環の中にある。なるほど「僕」たちは死んで終わりではない。プランクトンや恐竜のように化石燃料になるのを待つことなく焼かれ、二酸化炭素となり放出されて大気を漂い、植物に吸収されて、光合成されて、酸素に生まれ変わり、生き物に吸収され …… 、という具合に果てしない循環を生き続けるのだ。
ある日、母清水千鶴は「人が死ぬということは、健全なる魂に戻って、地球という小さな星からぽとりと大きな宇宙に落ちるということや」と言った。「人は死んだら宇宙に還る」と。アインシュタインの「人間とは、私たちが宇宙と呼ぶ全体の一部であり、時間と空間に限定された一部である」という言葉と重なりずいぶん驚いたことがある。
その時母にたずねた。「宇(そら)を見上げたら、親父が見えるということやね」
と。すると母は「見えるわけあらへんがな」笑った。
「ひとりの命は大きな命の一部を間借りしてるだけ。宇宙ていうのは、その大きな命の本体やな。間借りは終わっても、うちは死んでも、命はずっと続くということや」
「そうか。俺らは宇宙そのものなんやな」
「みんなおんなじひとつの命を生きてる。間借りの期間が違うだけやな」
テレビを見ながら、母との会話を思い出していた。そういえばこんなことも言っていた。
「この間借りがややこしいんやな。贅沢になったり、わがままになったり、自分がすべてになったり。いつかは人生という間借りも終わる時がくるのにな」
「僕」たちは宇宙に還る時、何も持って帰れない。意識さえ持てないのだ。
「そやけど」と母は言う。「後の人に思い出を遺すことはできる。宙を見上げてもお父ちゃんは見えへんけど、思い出さえあったらいつでも会える」と。
母は父との思い出を、父からのプレゼントだとずっと大切にしている。
その一部は僕も受け継いでいる。
物理的な命は炭素の循環として果てしなく生き続けるが、父の命も母の命も僕の命も、思い出として誰かに受け継がれる限り生き続けるのだ。
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清水哲男写真展「種子島物語」開催にあわせて
種子島写真集「ISLAND LIFE」「ISRAND SCENERY」を発売しました!。
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