こんにちは。揺れて歩くニュース清水哲男です。 11 月です。さすがに寒いですね。清水はいま写真展のために京都におります。京都も秋が深くなってきました。周りの山々も色づきはじめています。写真展は、いろんな皆さんのお力添えで大きな盛り上がりを見せています。新聞やテレビで報道していただいたこともあり、両親の知人、旧友の方、僕の同級生や昔馴染みなどで連日賑わっています。 17 日からは現在開催中の集酉楽サカタニ(京都市東山区)と並行して hoka books (同下京区)でもはじまります。怒涛の4連続開催、怒涛の2カ月です。最後まで全力で皆様のお越しをお待ちいたしております。
INDEX
● ● ●
揺れて歩く人々の問い Vol.31
テーマ:気持ちのいいこと教えてください。
最近我慢を強いられたり、イライラすること、腹の立つこと多くありませんか。そんな時、これやっちゃうとスッとするんだっていう気持ちのいいことありますか? メンタルなこと、フィジカルなこと、なんでもいいです。気持ちよくって、スッとすること教えてください。
==========
今回も揺れて歩く人々からコメントをいただきました。
―――
一番は釣りでしょうか。
狙い通りに仕掛けを投入して、浮子が消し込み、ヒットして、狙い通りの魚を釣り上げた時は”気持ちいい”ですね。・・・(西之表市I.Mさん)
―――
1人ドライブでストレス解消が一番です
琵琶湖一周あそこで蟹付き新鮮お魚のランチ食べよう‼️とか決めたら・・・(京都府M.Fさん)
―――
遠出して自然の中でリフレッシュするのが好きですね。展望台で周りに人が居ないタイミングで大声で叫ぶとスッキリします。大声といえば・・・(鹿児島市M.Yさん)
―――
5月〜10月は海の中へ。
スーツなど着ずに,裸に近い軽機材で素潜りすると体調も心も精神もリフレッシュします。・・・(鹿児島市T.Sさん)
―――
詳しくはこちらからどうぞ。https://www.facebook.com/photo/?fbid=2120657408073490&set=gm.2177549632394304
コメントもぜひお寄せください。
● ● ●
Prof. 田川文彦の揺れる音楽道
「rəˈmāniNG」
「揺れて歩く」 Soundtrack より
余命宣告を受けた心、動揺の後の平穏 …… 。
rəˈmāniNG
https://soundcloud.com/yurete_aruku/rmaning
● ● ●
しみてつコラム「どぶ川が教えてくれた」
僕が育ったまちの真ん中を1本の川が流れている。
⻄高瀬川という川だ。木屋町を流れる高瀬川同様、江戸時代のはじめに角倉了以に開削された大堰川から取水し、丹波地方と京都の間の水運を担う大切な川だったことを知る人は少ない。ちなみに高瀬川は鴨川から取水している。だから⻄の高瀬川と命名されたそうだ。だけど、高瀬川に比べるとこの川は周辺の人から「どぶ川」と呼ばれていたほど汚い川だった。
子どもの頃、僕はなぜかこの川が好きで、暇があると流れを見に出かけていた。なぜ好きだったのか、なぜ気になったのか、いま振り返って考えてみると、毎日いろんな匂いのする、いろんな色の水が流れ、刻々と表情が変わる川面が面白かったのだろう。底が見えるのは日曜日だけだったが、決して澄んでいたわけではない。なんとか底が見える程度で、自転車やホウキやら鍋釜やら人形やらいろんなものが捨てられて沈んでいた。
上流には薬品会社や電池の工場があり、さらに上流にはたくさんの染め物工場があった。このどぶ川は、そんな工場からの排水を集めて流れていたのだ。中学に上がった頃、色づいた川を見るたびに、ああ、上流ではたくさんの人が働いているんだと思った。この汚さは暮らしの、労働の結果なんだと知った。
いま、川は、コンクリートで底が固められ、水の色も澄んでいるように見える。工場からの排水はどうなったのだろう。たくさんあった染め工場の数もずいぶん減ったと聞いた。そう言えば川縁の会社の敷地に大きな桜の木があり、春になるとたくさんの花をつけた。花が散り川面がピンク色に染まるが、高瀬川のようにそれを賞でる人はいなかった。その桜も伐採されパーキングになっていた。風景の変化の向こうに何があるのか …… 。そんなことを考えながら久しぶりに足下の川を眺めていた。
● ● ●
★「揺れて歩く」ご購入のご案内
なお応援団サイトでは、本送付後の郵便振替でのお支払いお取り扱いができません。応援団サイトでは銀行振込、清水哲男事務所のBookShopでは銀行振込、クレジットカード決済となります。エディション・エフのネット通販ではクレジットカード、各種キャリア決済、PayPal、でのお支払いを選択していただけます。
● ● ●