こんにちは、揺れて歩くニュースです。
いろんなことがありますが、揺れて歩くニュースは、窮屈な日常の息抜きの場はもちろんですが、いろんなことをちょっと一緒に考えていく場にもしたいと思っています 。 それでは今回も、最後までお付き合い下さい。
INDEX
- 「揺れて歩く人々の対話テーブル」問いかけバトルスタート!
- ご感想をお寄せいただいています
- ユレテアルキスト・リレーコラム
- しみてつコラム「生きる」から「山をこゆる」へ
- 「揺れて歩く」ご購入はこちらから
読者交流SITE
「揺れて歩く人々の対話テーブル」
問いかけバトルがはじまりました
読者の皆さんとともに100 の問いを積み上げながら思いを共有し、対話・議論していく場
としてオンラインサロンを開設しました。白熱の議論(?)がスタートしています。
問いかけvol.01 は「あなたにとって仕事とは?」
問いかけvol.02「あなたの生きがいは?」
【揺れて歩く人々の対話テーブル】https://www.facebook.com/groups/1651099238372682/
また、問いかけや議論をネットラジオで配信してまいります。
【揺れて歩くラジオ】第2 、第4 金曜日 20:00 〜21:00
https://www.facebook.com/shimitetsu.nagayan.mousouRadio/
「揺れて歩く」感想をお寄せいただいています
羨ましきご両親とようでけた息子さん
---マイクスタンディング(藤井幹明)*さん
「揺れて歩く」を覚悟して読みました。 気力体力の落ち込みを意識するばかりに覚悟が要ったのです。 本の現物の重さに圧倒されて、2〜3 日かけて熟読する積りでしたがイッキに読み終えました。
モルヒネを拒否するお父さんの死生観は日本人であり、また職人のプライドでもあるように読み取りました。 そこに惚れ込んだお母さんの様子も羨ましく受取りました。 相思相愛だからでしょう。1 日でも長く共に生きたく、また家で死にたい二人。
暖かく遠くから見守る息子としての清水さんの心境の揺れ動きと悟り。 世間にも個人にもいっぱいある人生劇。 その中でも最期のステージ。 溢れる機微のありのままを文章と写真で息子が綴る。
癌と言う病による死なのに、死の匂いが全くしません。 癌と闘うというより、そのまま受け止めようとする生き方を貫き通される。 連れ合いとして寄り添い通されるだけでの幸を、息子として足跡を記録に残す。 流石の文筆家そしてカメラマン。
*マイクスタンディング(藤井幹明)*さんは「ENJOY DEATH 死を楽しむ毎日。ALS 患者とがん患者の難病を生きる往復書簡」の一方の当事者です。
【ユレテアルキスト・リレーコラム】
#03「おはようございますとオヤスミナサイ」山田正博
この数年間、平日は毎朝徒歩で通勤しています。街猫たちや知人と朝の挨拶を交わし、経路上の公園や川、線路や小学校の四季の空気を感じながら早足で35 分のウォーキングは前夜のダメな自分を心身ともにリセットしてくれます。
この数年間、帰りは朝と同じ経路上にある馴染みの店を数件巡回してます。顔なじみや初対面の人、県外や海外からの旅行者や素敵な女性と色んな話で盛り上がり、ワイワイ飲んでたまに飲みすぎてニコニコしながら帰るのです 。朝は爽やかな笑顔で颯爽と歩いた同じ道を少々千鳥足で「オヤスミナサイ」と見送られて……。
この二週間、朝夕の挨拶の機会がすっかり減ってしまいましたね。顔を合わせて交わす挨拶の大切さを再認識しています。
STAY HOMEが解かれたあと、久々にリアルで再会する人たちとどんな挨拶を交わしましょうか。
*「ユレテアルキスト・リレーコラム」は「揺れて歩く」ファン、読者のみなさんのコラムを紹介してまいります。寄稿歓迎!
【しみてつコラム】
一生遊んで暮らしたい!!
「欲しいて欲しいてしゃあない金やけど、もっと欲しい、もっと大事なもんがあるんや……」
父が闇の中でつぶやいている。
「もっと欲しいもんってなんや?」
父にたずねた。
「お前みたいに中途半端に生きてるもんにはわからんわい!」
「なんでや。なにが中途半端なんや」
そこで目が覚めた。嫌な夢を見たようだ。
父は何が言いたかったのだろうか。金より欲しいもの、大事なものとは何を言っているのだろう。なんで僕は中途半端なんだろう……。
たしかにこの歳になって、わかったようなわからんようなことがたくさんある。いや、何ひとつとしてわかっていない、何ひとつとしてやり遂げていない、と言った方がいいかもしれない。
〈お前はいろんなことをとことんやりきったか?〉
中途半端というのはそういう意味なんだろうなと思った。
でも、ひとつだけわかったことがある。それは僕が金にこだわっていることだ。何にしてもお金がいると。必要な金は、必要なんだと。多分それが重荷になっているんだろうな。父はそれを教えに戻ってきたのかもしれない。
おもおもと鎖引きずる音響く
深夜の犬の訴うるもの*
解放されたい。
それには徹底的にやるしかないのだが、そこでお気楽な僕は思う。
遊びも徹底的にやらないとな、と。
ああ、一生遊んで暮らしたい。
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「揺れて歩く ある夫婦の一六六日」概要
頁数:192p
体裁:B5変形横型(182mm×210mm)
ISBN:978-4909819086
2020年4月15日 初版発行
価格:2420円(本体2200円+税)
最後までおつきあいありがとうございました。
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発行:揺れて歩くニュース編集室
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