INDEX

  1. 横目流し目 ゴロニャンの破壊力
  2. Prof. Tagawa の揺れる音楽道 #103
  3. 清水哲男のサンクチュアリ さかゑ@西大路九条, 京都市南区
  4. 揺れて歩く人々の問い
  5. しみてつコラム モラトリアムの終焉
  6. 写真展のご案内
  7. 清水哲男新刊書のご案内
  8. ご購入のご案内

===

横目流し目 ゴロニャンの破壊力

ホームページ「The White House」より

外交っていったいなんなんでしょうね。僕はそのあたりのことを学んだわけではないので、印象としてしか語ることはできません。でもね、なんだか今のこの国のトップの訪問先での振る舞いには、どういう意図があるのかよくわかりません。こんなに感情を爆発させて、冷静な交渉になるのでしょうかね。そう、僕はトップの外交って冷静さが大切なんじゃないかと思っています。
事務方がさまざまな問題を議論し、コツコツ積み上げた交渉の上で、トップが最後の確認をして合意に至る。そういうものでしょう? 違うのかな。でもこの人のはしゃぎようって……。そういう冷静な部分を全部吹っ飛ばす破壊力を秘めているようで、恐怖すら感じます。この人がはしゃげばはしゃぐほど、同行した外務大臣とか経済産業大臣とかの冷静さというか、落ち着きが目立ちますよね。まるで我々がいるから大丈夫だという感じで。
考えるにこの人の役回りというのは、トランプのような難敵にまず彼女のゴロニャン破壊力でカウンター食らわせて、調子崩してこっちのペースに巻き込むみたいな。しっかりした交渉は事務方や閣僚に任せて、とにかく相手を骨抜きにする。もし端からそう計算されているとしたら、彼女の言うように本当にしたたかだと思いますが。どうなんでしょう。
でもね、戦争をおっぱじめて、学校を誤爆して170人もの生徒や女性を殺し、さらには世界規模の経済危機を引き起こした相手に、「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」っておべっかにも程があるって思うんだけど、本気で言ってるのかなあ。ブラックジョーク?
この写真、今年のピュリッツァー賞候補だって言われてるそうです。なんだかねえ。
===

Prof. Tagawa の揺れる音楽道 #103
Out of Control


I live my life in the everyday.
Yet, there are those living through the nightmare of war.
The world is spinning out of control.
Driven by leaders who have lost their reason, we are being pushed toward war.
It is not they who kill. It is not they who die.
It is we, the nameless, who kill each other. It is we, the nameless, who die.
Do not kill. Do not die. Peace to us all.

制御不能
私は日常の中を生きている。
だが、戦争という非日常を生きる人々もいる。
世界は制御を失っている。
理性を失った指導者たちに煽られて、私たちは戦いに駆り立てられる。
殺すのは彼らではない。死ぬのは彼らではない。
殺し合うのは名も無い私たち。死ぬのは名も無い私たち。
殺すな。死ぬな。私たちに平和を。
音楽:田川文彦
写真:清水哲男
制作:清水哲男事務所
===

清水哲男のサンクチュアリ

さかゑ@西大路九条, 京都市南区


最近寿司屋というものは、どうやら割烹の扱いになったようだ。気軽に暖簾を割り、うまいアテで酒を飲み仕上げに寿司を1貫2貫つまむなどというのは昔の話になったようだ。酒を飲むなら居酒屋で、寿司を食うなら回転寿司でということだろうか。寿司屋というのははるかに高級で、黙って座れば次々に料理、寿司が出され、酒代を含めると1人数万円などという店も少なくない。鹿児島だってそんな店はざらにある。中には刺身に金箔を振り撒き、1人25000円からという店まである。寿司屋で酒を飲みたいこちらにとっては困った状況なのだ。まあ、あちらからすれば寿司屋の居酒屋づかいはやめてくれというようなものだが。

ことわっておくが、なにも回転寿司並みに安くて飲み食いさせろと言っているわけではない。当たり前のものを当たり前の値段で楽しませてくれと思っているだけだ。そうなると、土地(ところ)いちばんの繁華街に店を構える寿司屋は遠慮した方が得策だ。だから私の場合、そういう場所を離れた寿司屋を選ぶ。名も知れぬ名人のような寿司職人に出会うことだってめずらしくない。

ここさかゑもそんな店だ。京都、碁盤の目の南西の角西大路九条、住所で言うと南区吉祥院という洛外も洛外、京都人を自認する人々からは「京都やおへんなあ」といわれる界隈にある。祇園などからすると「鄙(ひな)」ということになるのだろうが、料理は決してそんなことはない。いや、土地のバリューだけで価格を吊り上げているような中途半端な割烹よりはるかにましだ、と私は思っている。しかもネタもいいのだ。

料理をするのは兄弟の職人。料理は焼き物、揚げ物、煮炊きから握りまで、すべてこの2人でこなす。客層は地元客中心だが、それがまた和気藹々とした雰囲気でいい。かしこまる必要がないということだ。まあ、はじめての店でも常連のようにでかい顔をして飲むのは得意技だが。そんなに気張らなくてもいいということだ。

とりあえず酒と刺身の盛り合わせを頼む。私の場合酒にあれこれ注文はつけない。その店にあるものでいいのだ。純米酒とか、吟醸酒とか、本醸造とか、そんなことはかまわない。この日は立山の本醸造があった。立山は真澄と並び好きな酒ではある。刺身は6点盛り。これで1人前だ。小さいめの皿に飾りっ気も少なく守られている。カウンターの幅を考えるとちょうどいいサイズだ。大きい目の皿で飾りたっぷりに盛ってあるのは、風景としてもよろしくない。アテの量としてはこれだけでも十分だが……。

これはすでに白焼と言ってもいいほどのうなぎの量が多いうざく、メゴチの天ぷらを。ここまでで300mlの瓶徳利を2本。もうちょっと飲み足りないなということで、立山をもう1本とウニといくらをつまみで。「京都やおへんなあ」といわれる土地の店だから可能なオーダーだ。京都のど真ん中の店ならひっくり返るような値段だろうなあなどと思いながらじっくり楽しむ。ま、高いことには間違いないが……。

ネットや雑誌で話題になるような店で、ステイタスのためにお金を払って飲み食いするのもたまにはいいが、地元の人肌の匂いが漂う店でゆっくり過ごすのもいい。それを自分の店にするのもまたいい。

さかゑ
京都市南区吉祥院九条町47
TEL:075-671-7055
詳細は直接問い合わせてください。

===

揺れて歩く人々の問い
あなたはネコ派?イヌ派?


空前のネコブームだそうです。ネコ関連市場は年間3兆円に迫るという、まさにネコブーム。すごいですね。みんなネコ大好きなんですね。そこであなたにおたずねです。あなたはネコ派?イヌ派?どちらでしょう。どちらも嫌いって方も歓迎します。もちろんどちらも好きって方も。お気軽にコメントしてください。
ーー
Fumihiko Tagawaさん
両方大好きですが。
一緒に暮らした時間は。
圧倒的にネコが多いです^ↀᴥↀ^
ーー
下入佐 秀一さん
もちろん猫ですが、優しい犬も好きです🐕
ーー
後野 典子さん
ネコ派❤️❤️
ーー
羽生 孝文さん
ネコです!
ーー
Masako Fujiiさん
ネコは嫌いじゃないけどアレルギーあり。動物はハムスターと文鳥しか飼ったことないです。
ーー
松園 功さん
完璧なまでの猫派ですが、犬も好きです。
昨年10月に23歳の雌老猫が亡くなり、暫く夢に現れましたね。
まだ、2匹雄が居ますが18歳と13歳になります。
5年おきに保護ネコしていました。
ーー
コメントいただいた皆さん。ありがとうございました。コメントは以下のページからもご覧いただけます。
https://www.facebook.com/groups/1651099238372682/posts/3567601163389137
次の問いは次回ライブ配信時にお知らせします。〈揺れて歩く人々の対話テーブル〉でお気軽にコメントくださいね!

===

しみてつコラム
モラトリアムの終焉


庭の桜が花を咲かせた。小さな木だが、毎年この時期になると花を咲かせ、心を和ませてくれる。枝を花が埋め尽くすほどではない。しかしその風景がいかにも一生懸命咲かせましたというふうで、あちこちの大木よりも私は好きだ。
花などに心動かされる生き方をしてきたわけではない。花の下で飲んだくれるのが自分には似合いだと思っていた。だが8年前の春、大病を患って治療の後遺症に苦しんでいた時だ。その桜の姿になぜか心を打たれた。桜は人にどう思われようと己が命の発露として毎年花をつけ、散り、実を結び、鳥たちに命を分け、そしてまた春を待つ。私も生きながらえたらそんなふうに生きたいと思った。それから毎年、桜に小さな花を見つけると「ありがとう」とつぶやき生きてきた。
この春、また病を得た。今度は少々厄介だ。暮らしのあり方、生き方そのものを変えなければならないかもしれない。思い切って暮らしを変えないと予後の保証はできないとまで言われた。
「そんなに難しいことじゃないでしょ」医者は笑った。「節制して、ゆっくりのんびり仕事して、ゆとりを持って暮らせばいいんです」と。
「最後の無頼派」などと嘯いて生きてきた。「自己破滅型」だとも。そんな私に「節制」とか「のんびり」などと求められても、と返すと
「そろそろ普通の社会人に、大人になりなさいね」
と医者は声をあげて笑った。
あまりにも長いモラトリアム状態だな。
どうやって解けばいいのかさっぱりわからない。

===

写真展のご案内
清水哲男写真展『野良の群像 Backstreet Cats』
俺の撮った猫は可愛くない


大阪会場 @cafe gallery Space Mu
4月15日(水)〜19日(日)
https://fb.me/e/cnHE54oqb
京都会場 @JARFO京・文博
4月29日(水・祝)〜5月9日(土)
https://fb.me/e/3AlJikMyL
● ● ●
★清水哲男YouTubeチャンネルの登録はこちらから!
https://www.youtube.com/@office432
★『時間の隨』ご購入はこちらから
著者が本著の中で目指したのは流れ行く時間の可視化です。身の回りの何気ない風景、漂う空気、そして人々との出会いを縁に時間を紡いでいきます。
今回は完全私家版としての上梓です。大手書店、Amazonなどでの取り扱いはありません。購入ご希望の方は下記URLからどうぞ。
https://shop.office432.jp/items/103499501
★揺れて歩くニュースバックナンバーはこちらからどうぞ。
https://interearth.jp/archives/category/mail-magazine
★「揺れて歩く」ご購入のご案内
「揺れて歩く ある夫婦の一六六日」は下記のネット通販をご利用ください。
清水哲男事務所のBookShopでは銀行振込、クレジットカード決済となります。
清水哲男事務所のBook Shop
https://shop.office432.jp/
【「揺れて歩く ある夫婦の一六六日」概要】
頁数:192p
体裁:B5変形横型(182mm×210mm)
ISBN:978-4909819086
2020年4月15日 初版発行
価格:2420円(本体2200円+税)
======
最後までおつきあいありがとうございました。
本メールマガジンは原則毎月2回隔週にお届けいたします。
次号は2026年4月10日(金曜日)配信予定です。
発行:揺れて歩くニュース編集室
発行者:清水哲男
Mail:info@office432.jp
揺れて歩く人々の対話テーブル
https://www.facebook.com/groups/1651099238372682/
【揺れて歩く&妄想ラジオ】第2、第4金曜日 20:00〜21:00
https://www.youtube.com/@office432